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Fire HD 10(第9世代)を購入しました

Fire HD 10

これです.

購入した理由

Amazon、7月24日から63時間「タイムセール祭り」。Fire HD 10やASUSディスプレイ - AV Watch によってセールで1万円になってたので購入しました.

2019年10月に発売されたモデルなので, そろそろ新型が来てもおかしくないのですが, セール動向を見るに新型が来てもしばらく1万円にはならないだろうと思って購入しました.

前々からタブレットが欲しかったのです. 何故かというとKindleを使ってジョジョの奇妙な冒険を読むときに, ジョジョはページを跨ったコマを多用するので, 手持ちのスマートフォンだと読みにくかったためです.

しかし, ジョジョだけでタブレットを購入するのもどうかと思っていました.

しかし, 芳文社70周年記念セールで大量にマンガを買って, 買ってから気がついたのですが, きらら系の4コマ漫画は余白が多く, 余白に書き込まれているマンガも多いので余白を省くわけにもいきません. それにより, コマがとても小さくなって, 6インチのディスプレイのスマートフォンを使うと読むのがちょっとつらいです.

PCで読めば良くないか? とも思うかもしれませんが, 私は低血圧なので寝転がっていた方が楽なのですよね.

しかし, Androidタブレットは特に日本ではとてもラインナップが少ない現状にあります.

色々探しましたが, MatePadなどのHuaweiタブレットは調べた所Google Play入れるのが安定しないので却下です. 技適通ってない端末達も突っ込まれると嫌なので却下です.

Fire HD 10はAPK入れるだけで簡単にGoogle Playが入れられる上, 同じぐらいのスペックのタブレットは普通2万円ぐらいします.

しかし, 1920×1200というディスプレイ画素数がネックだと私は考えていました. これはディスプレイの大きさを勘案すると224ppiです. 今使っているスマートフォンのPixel 3 XLの2960×1440(523ppi)を大幅に下回ります. しかもOLEDではなく液晶です.

これで快適に漫画が読めるのか? 動画はフルHDがまだまだ多いから良いですが.

と思っていたのですが, 調べてみた所Kindleの漫画の画素数はまだまだ少ないことが分かりました. 漫画の電子書籍の解像度を調べてみた - KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

それならばフルHDでも良いですね. 1万円は安いので購入.

なぜiPadじゃないか

正直日本のタブレットはiPadに占拠されている気がします. 自分自身母親にタブレットをプレゼントする時はiPadを選びました. 母親はiPhoneを使っているというのもありますが.

しかし私はAndroidタブレットが欲しかったのです. AndroidではFirefox for Android, Google日本語入力(not Gboard)などが使えるからです. 自分でブラウジング環境を拡張できるというのはとても大事です.

それとこれまでタブレットを使ったことが無かったので, 不要だったらショックですよね.

Fire HD 10は1万円なのでそこまでショックでは無いですが, iPadは最低でも3万円はするのでショックです.

名前の変更エラーがよく分からなかったがAmazonのサイトから変更しようとして気がついた

私は端末には固有の名前を付けています.

ネットワーク上で判別つけやすくなりますし, Firefox Syncなど複数端末を扱うサービスも分かり易くなります.

名前のチョイスですが, Legacy of Lunatic Kingdom/Spell Cards - Touhou Wiki - Characters, games, locations, and more から名前を順番に付けています.

前にAndroid TVに付けたのは月符「紺色の狂夢」のUltramarineだから, 次は玉符「烏合の呪」のFlockに決めました.

しかし, 端末オプション → 端末名を変更を使っても, しばらく「Fireの名前を更新中です」と出て, その後初期状態に名前が戻ってしまいます.

よく分からなかったのでAmazonのwebサイトから端末の管理で名前を変更しようとした所, flockは既に1年前ぐらいに500円セールが行われてたので買ったEcho Dotに使われていることが分かりました. うっかり忘れていましたね.

エラー理由を出して欲しいと思いましたが, 普通AndroidOSで名前の変更が失敗することはないからエラーメッセージ出すのが困難なのでしょうか.

さて新しい名前ですが, Impure Body Detection Minesからは名前にふさわしい単語が見つかなかったので, 玉符「神々の弾冠」Shotgun Coronation of the Godsから Coronationですかね.

Google Playを導入

さてGoogle日本語入力とかを入れたいのでGoogle Playを導入します.

Fire HD 10(2019)だけでGoogle Playをインストールする方法/2019年11月版を参照しました.

ただこの手順をしてもGoogle Playが見えないしGoogleの設定画面も増えないので, おかしいなと思って再起動しても増えません.

インスタント再起動が増えたのが原因か? と思って電源オフ→起動しても変わらず.

謎に思ってもう一度Google Playをインストールして, 今度は完了ではなく開くを選んでみたらうまく行きました.

事前にサービスが動いてないとインストール出来ないのか, 開くを選ばないとインストール出来ないのかは謎です.

無事にGoogle Playからアプリ達をインストールできました.

1万円という価格を考えると満足できる出来

ちょっと動作がPixel 3 XLと比べても遅かったり, 解像度が低かったりしますが, Pixel 3 XLの元の値段が11万円で, Fire HD 10は1万円であることを考えると比較すること自体がおかしいのでしょう.

普通に動画は見れるしKindleは使えるしGoogle Playのアプリが使えるので満足です.

カメラがクソゴミなのもこのカメラを使う予定は無いので思い切ったコストカットに逆に感心します.

ただ1つ納得していない点がありまして, ソフトウェア面です.

例えば搭載しているのはFireOS 7であり, これは最新のFireOSなのですが, Android 9をベースとしています. そろそろAndroid 11が出ようとする時期にAndroid 9です.

ダークテーマにもジェスチャーナビゲーションにも対応していません. ダークテーマは当然視聴用のデバイスとして欲しいですし, ジェスチャーナビゲーションがあればボタンの位置を設定できない残念さを補えたのに.

とは言え, 今の時期に日本で発売したタブレットでもAndroid 9の製品が多いので, Android 10にすばやく追随出来ているHuaweiなどのメーカが素早いだけなのかもしれません. でもスマートフォンだとAndroid 10はスタートラインと言えるレベルなのですが.

何故か本来Android 7に既に実装されたはずの画面分割がFireOSでは使えません. タブレットでこそ便利なのに.

私は画面を基本横にする予定ですが, 横にすると通知バーが縦基準の横幅になるのでちっちゃすぎるなどの弊害が生まれています.

ハードウェアに起因する問題は1万円だから飲み込めますが, ソフトウェア面の問題はFireぐらい売れる端末なら開発コスト結果的に小さいだろうし, もっと頑張って欲しいと思ってしまいますね.

しかし1万円ならば買いです.

セール逃した場合は次の第10世代のFire HD 10を狙っても良いかもしれません. Fire HD 8系統は流石にFHD未満で解像度が低すぎるのでオススメしません.