尊敬するプログラマと口実を羅列する
1年半ほど前に, 大学の先輩に「尊敬するプログラマって誰か居る?」的なことを聞かれたことがありました. その時は「私はソフトウェアの凄さには興味はあるけれど, 誰が作ったかなんてあまり興味はないし, 今使ってるソフトウェアは大抵複数人の共同作業で作られているので, 特定の誰かを上げるのは難しいですね」と答えました. 今でもこの考えはあまり変わってないですが, この答えってすごくアスペルガーっぽいですし, 単に世間話的にこの質問を投げかけた先輩は話を広げられなくてさぞかし困ったことでしょう.
もう一度似たような質問を投げかけられた時用に, 適当なリストと尊敬する理由を書いておくことにしました. しかし実際に書いてみると, あまりにも偉大な人たちの業績を私ごときが書くのはなんだか気恥ずかしくて, 2人で止まってしまった. まあ2人も居れば話の種としては十分でしょう. 私が尊敬するポイントが具体的かどうかの方が重要.
ケン・トンプソン
UNIXとC言語の開発者であり,
QEDとUTF-8の開発者でもあります.
「私はプログラマです」と名乗ることを見習いたいです.
プログラマを見下す一部の日立人達を見るたびに,
この人のことを思い出して平常心を保つことにしています.
ただGo言語はちょっと音楽性が合わない.
リチャード・ストールマン
自由ソフトウェアの推進者として政治家としての側面がよく語られがちですが, この記事を書いているemacsはもともとストールマンが開発したものです. 無神論者なので「海外では無神論者はキチガイ扱いされる!」なんて馬鹿げたことを言い出す人が居たら, ストールマン, ジョン・マッカーシー, リチャード・ドーキンスなどを頭の中で上げて平常心を保っています.